29年度取組事例集

取組団体


育児サークル・はらぺこクラブ
代表者 黒澤 沙希子さん


取組名称


川俣町子育てサポートプロジェクト


取組の概要

 震災後、避難先の住宅事情や仕事の都合などで家族が離れて暮らさなければならないなど、子育て世代の負担が増えています。同じ悩みを持つ親同志のおしゃべりの場、育児の先輩から学び・相談する機会、日頃の育児から一息つける空間づくり、子育ての中の楽しみの発見、そして、男性の家庭生活への参画の促しを目指し、親も子供も一緒になって楽しめる、3つの取組が行われました。

 

取組の様子

 一つ目の取組は「おうちでできないぐちゃぐちゃ遊びで想像力と挑戦する心を育てる造形遊び」。「はらぺこクラブ」にちなんだ、絵本「はらぺこあおむし」を題材としたアート作品づくりです。絵具をつけてみんなでぺたぺた。だんだん大胆になる子、「絵の具がおててについちゃったー。」と泣き出す子、絵の具の感触を楽しむ子、反応は様々。あおむしの体に中身を詰めたら大きすぎるはらぺこあおむしの完成!天気にも恵まれ、夏休みの良い思い出になりました。

 「ベビードリームアート撮影会」では、ハロウィンアートや川俣町のゆるキャラ小手様と一緒の撮影会が行われました。その後、ママたちによる写真のデコレーション。待っている子どもたちも、ママをお手伝いしたり、パラバルーン遊びをしたり。みんなとても楽しそうでした。

 最後の取組は「クリスマス準備会」。親子で力をあわせてツリータペストリーを作ったり、ケーキをデコレーションする取組です。サンタさんにプレゼントを貰い、子供たちは御礼のお手紙を一生懸命書いていました。子どもたちの楽しそうな笑顔が、お母さんにとって一番のクリスマスプレゼントとなっていました。

実施者の声

「普段の生活では、できない体験ができ、親も子供も楽しく参加いただけたと思います。またこのような機会を増やしていきたいです。そのために、賛同・協力してくれる構成員の数も増やして活動の幅を広げていきたいです。」

参加者の声

「家では絵具を使っての遊びができないため、おうちでできないぐちゃぐちゃ遊びは、子供たちにとって良い経験になったと思います。」
「ベビードリームアート撮影会はママが主体のイベントでしたが、子供たちが飽きないようにと風船などの遊びも用意されていて、大人も子供も楽しむことができ満足できました。」