令和6年度取組事例集

取組団体


ごきげんソサエティー
代表者 辻口 正雄さん


取組名称


「ごきげんさん対談コンサート&ごきげんマルシェ」


取組の概要

 飯館村の住民は県内外の各地に避難し、慣れない土地での暮らしを余儀なくされ、心身ともに大きな負担を抱えた人が多くいます。現在も帰還する人は少なく、避難先で新しい生活を送る人もいます。みなさんはさまざまな理由や想いで、暮らしを送っています。
 本取組では、村民はもちろん、地域を問わず震災によって心身に負担を抱えた人、現代のストレス社会で悩む人が、少しでも豊かな心で「ごきげん」な暮らしを送れることを目指して実施しました。


取組の様子

 飯舘村にある公共施設「交流センター ふれ愛館」全館を利用して行いました。まず、声楽と発達心理学の専門家による「ごきげん対談コンサート」を二部構成で実施しました。発達心理学の専門家が、幼少期から高齢期までの各発達段階(年代)の特徴に関して解説し、声楽家が各発達段階(年代)にあった曲を披露しました。全員が参加して歌唱するなどもし、充実度の高い有意義な時間となりました。

 一部と二部の終了後に「ごきげんマルシェ」を開催しました。福島県内から10店舗以上のお店が集結し、色とりどりの商品が並びました。さまざまな世代の人がコミュニケーションをとり、楽しく賑やかなひと時でした。また、「ごきげんマルシェ」では、相談コーナーも設けて、参加者が発達などに関して気軽に相談できるようにしました。本取組では、対談コンサートとマルシェの開催時間や配置を分け、双方が参加できるように工夫し、関わるすべての方と「ごきげん」な時間を共有することを心がけました。

実施者の声

 本来であれば、「発達心理学」「声楽」「マルシェ」はひとつひとつが目的を持って、講演(公演)・実施されることが多いものです。本取組では、さまざま方の協力を得て、この3つの要素をつなぎ合わせて、「ごきげん」への近道を提供するという、画期的な試みを実施することができました。今後もこの取組を開催していきます。

参加者の声

「発達心理学という言葉を初めて知りました。こんなにも、自分たちに馴染みがある内容だとは思いませんでした。もっと早くに知りたかったです」

「はじめて声楽科の歌声を生で聞いて、鳥肌が立ち感動しました」

「珍しい商品を販売するお店などもあり、見るだけでも楽しかったです」