取組団体
南相馬ハロウィンパーティー実行委員会
代表者 チャールズ佳代さん
取組名称
南相馬ハロウィンパーティーの復活と継続の取組
取組の概要
南相馬市原町区にて14 年間継続していた「ハロウィンパーティー」は、東日本大震災により、6 年間途絶えていました。今回の取組では、この途絶えていた地域と子どもたち、子ども同士、親子の絆を復活させるため、地区のメイン通りにおいて子どもたちが思い思いの仮装をしてお菓子をおねだりするパレードが実施されました。
取組の様子
東日本大震災により約6年間途絶えていた、町の小さな子どもたちが主役のハロウィンパーティーの復活に、多くの仮装した小さな子どもたちとその親御さん達が集まりました。この催しを待ち望んでいた人たちが懐かしさと共に手伝いに訪れました。
町のメイン通りを思い思いの仮装で着飾った子どもたちが練り歩きます。「Trickor Treat !(お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ)」と子どもたちの元気な声が町に響き、大人たちがお菓子を配ります。その様子を笑顔で写真に撮る町の人たち。子どもを中心とした地域のつながりがここに復活しました。
実施者の声
「子どもたちにはハロウィンを通じてふるさとでの楽しい経験や思い出をたくさん作ってほしい。
準備は大変だけどお母さん、お父さん、地区のみんなが手伝ってくれます。震災で大変だったのは大人だけじゃなく子どもたちも一緒。これからも南相馬市を盛り上げていきたいと思います」
参加者の声
「震災後、母子で避難していたのですが戻ってきました。ここのハロウィンパーティーはとても楽しいんです。こうやってまた地域の子どもたちにふれあえるのも6年ぶりですね。懐かしいです。
自分の子どもにも地元の子どもたちと仲良くなってほしくて参加しました。楽しんでいる姿を見て安心しています。また来年もぜひやってほしいです」