取組団体
ヴォイスおおくま
代表者 渡邉 貴紀さん
取組名称
合唱団「ヴォイスおおくま」の活動再開と演奏会開催への取組
取組の概要
東日本大震災に伴い、大熊町からいわき市に避難した町民の方で結成した合唱団。歌を通じて避難先のいわき市で町民同士の絆を維持しています。毎月練習会を行い、いわき市の方々へ恩返しをするためにも、定期的なコンサート開催を目標にしています。これらの活動により避難されている方々等の新しいつながりを形成しながら、合唱を通じて勇気・希望を届ける取組です。
取組の様子
毎月1回開かれるヴォイスおおくまの練習会。歌を歌うことが大好きな町の人たちが集まります。歌を通じて震災により離ればなれになった大熊町の町民が集まり絆を深めています。歌に合わせてピアノの伴奏をするのは、大熊町出身の若手ピアニスト渡邊貴紀さん。震災当時大学生だった彼はこのまちのコミュニティを支えています。これからはこのような練習会を行いながら、まずはいわき市でのコンサート開催を目標に取組を続けています。
実施者の声
「歌を歌うことが純粋に好きな人たちの集まりです。自然と人が集まり、今は10 人ほどで活動していますが今後はもっと増えそうです。同じ町の人同士で会話も弾み、いつも楽しい練習会をしています。今は取組の目標として、避難先のいわき市でコンサートを開催し、いわき市の方々への恩返しをしたいと思っていますのでコンサートを成功させないといけないですね。そして、これからもお世話になった皆さん、大熊町のために、何かできたらと思っています」