取組団体
ふれあい朝市促進クラブ
代表者 武田 譲二さん
取組名称
双葉町の伝統や郷土料理でつながる会
取組の概要
避難先である埼玉県加須市の朝市が行われた後に、その場所を活用して、音楽鑑賞などの文化活動や、双葉町民が講師となった双葉町の歴史・伝統を語る会、郷土料理を紹介する料理教室など定期的な集いの場を設ける取組が行われています。
取組の様子
町民が協力し合いながら催しを企画・運営することにより、定期的に集まるきっかけができています。さらに、取組の内容を議論することや、催しのチラシを作成すること、自ら進んで集まりに参加されない方や外で見かけなくなった町民へチラシを配布することで、改めて関係が構築され、活動が活発になってきました。
催しの内容としては、双葉町の自然や歴史・伝統を語る会や、東日本大震災の体験講話。今後はさらに内容を充実させる予定です。
実施者の声
「避難生活が長くなり、いつも集まりに参加していた町民の参加が少なくなってきたり、外でもあまり見かけなくなってきた方が増えてきたりしていました。
しかし、今回、このような取組を行うことで、そうした方々が再び集まりに参加してくれるようになりとても嬉しいです。今はこの催しを楽しみにしている方がたくさんいるので、これからも継続させ、発展させていきたいです」
「この取組の準備を行うにあたり、官民合同チームの方から丁寧にアドバイスをいただき本当に感謝しています。そしてこれからは、感謝するだけではなく、今までお世話になった多くの関係者に恩返しできるよう地域の役に立つ取組を行っていきたいと思っています」